研究倫理ポリシー
1. 基本方針
パフォーマンスコンディション研究所(以下「本研究所」)は、
個人のコンディション、判断力、生活習慣、社会的パフォーマンスに関する研究を行うにあたり、
人の尊厳・自律性・安全性を最優先とする研究倫理方針に基づいて活動します。
本研究所は、
特定の思想・価値観・政治的立場・商業的利益を正当化することを目的とした研究は行いません。
研究は常に中立的立場から行われ、断定や煽動を避け、
個人が自ら判断できる状態を支えることを目的とします。
2. 研究の位置づけ
本研究所が実施する研究は、以下の性質を持ちます。
- 医療行為・診断・治療を目的としない
- 疾病の治癒・改善・予防効果を保証しない
- 探索的研究(Exploratory Research)として実施する
- 相関や傾向の整理を目的とし、因果関係の断定を行わない
研究成果は、
個人の意思決定を代替するものではなく、
考えるための材料を提供する知的基盤として位置づけられます。
3. 参加者の自律性と任意性
本研究所の研究は、すべて参加者の自由意思に基づいて実施されます。
- 研究参加は任意であり、強制されることはありません
- 研究内容・目的・想定される負担について、事前に十分な説明を行います
- 参加者は、研究の趣旨に合わないと判断した場合、
その意思を研究所に伝えることで、研究への関与を終了できます
研究への参加・継続・中断のいずれにおいても、
参加者が不利益を被ることはありません。
4. リスクおよび負担への配慮
本研究所は、研究に伴う以下の点に十分配慮します。
- 身体的・精神的・社会的リスクを最小限に抑える設計とする
- 過度な行動制限や生活上の強制を行わない
- 研究目的を超える負担を課さない
検査、アンケート、記録等は、
参加者自身の判断とペースを尊重して実施されます。
5. データの取り扱いとプライバシー保護
本研究所は、研究を通じて取得した情報について、以下を遵守します。
- 研究目的以外での利用を行わない
- 個人が特定されない形で匿名化・集計を行う
- 外部に提供する場合は、統計的・匿名化された形式に限定する
- 個人情報保護関連法令および関連ガイドラインを遵守する
研究成果の公開において、
個人が識別されることはありません。
6. 研究結果の取り扱い
本研究所は、研究結果について以下の姿勢を貫きます。
- ポジティブな結果のみを恣意的に強調しない
- ネガティブな結果や変化が見られなかった結果も含めて整理する
- 結果の誤用、誇張、政治的・商業的利用が確認された場合、
適切な対応を行う
研究成果は、
特定の製品・成分・理論の有効性や優位性を示す目的では使用されません。
7. 利益相反(Conflict of Interest)
本研究所は、研究の中立性を確保するため、以下を明示します。
- 研究所独自の仮説(例:5ハーム仮説)に関する研究は自前研究として実施します
- 特定の企業・団体・個人の利益を目的とした研究設計は行いません
- 外部からの協賛・相談がある場合でも、研究結果の方向性を保証しません
必要に応じて、
利益相反の状況は適切に開示されます。
8. 研究倫理責任体制
本研究所では、研究の適正性および中立性を確保するため、
以下の責任体制を採用します。
- 研究統括責任:
コンディションデザイン研究所 理事メンバー - 研究倫理アドバイザリーメンバー:
外部の専門家・有識者からなる助言メンバー
(特定の個人に倫理判断を集中させず、
複数の視点から研究の妥当性を検討する役割)
研究倫理に関する判断は、
本ポリシーおよび倫理アドバイザリーメンバーの意見を参照しながら、
研究所として総合的に行います。
9. 倫理方針の見直し
本研究倫理ポリシーは、
研究内容、社会状況、法制度の変化等を踏まえ、
必要に応じて見直し・更新を行います。
変更が行われた場合は、
研究所公式サイト等を通じて適切に告知します。
10. 終わりに
本研究所は、
研究成果を急がず、正解を断定せず、
人が自ら考え続けられる余地を残すことを
倫理の中心に据えています。
研究とは、
答えを押しつける行為ではなく、
思考の選択肢を増やす営みであると考えます。
制定日:2026年01月20日
パフォーマンスコンディション研究所(PCL)