健康診断で
「貧血はありませんね」
そう言われたのに、こんな不調はありませんか?
- ずっと疲れている
- 朝起きるのがつらい
- 頭がぼーっとする
- 気分が落ち込みやすい
- 髪が抜ける・肌が荒れる
- 冷えやすい、動悸がする
実はそれ、**「隠れ鉄不足」**かもしれません。
そして、それを見抜く鍵が フェリチン です。
フェリチンとは何か?

フェリチンは一言でいうと、
体内にどれだけ鉄を「貯金」できているかを示す指標です。
- ヘモグロビン:今使われている鉄(現金)
- フェリチン:体内に蓄えられている鉄(貯金)
多くの健康診断で測られるのはヘモグロビンだけ。
でも――
👉 貯金が空っぽでも、現金は一時的に足りていることがある
これが「異常なし」と言われるのに不調が続く理由です。
フェリチン不足が引き起こす、見えない不調
鉄は「血を作る」だけの栄養素ではありません。
実は、全身のエネルギーと神経に深く関わっています。
フェリチンが低いと起こりやすいこと
- 慢性的な疲労・倦怠感
- 集中力・思考力の低下
- 自律神経の乱れ
- 不眠・中途覚醒
- PMSや月経トラブル
- 抜け毛・白髪・爪が割れる
- 甲状腺機能の低下サイン
特に女性は、
月経・妊娠・出産・ダイエットにより
フェリチンが枯渇しやすい構造にあります。
「基準値内=安心」ではない理由
フェリチンには基準値があります。
しかし分子栄養学では、こう考えます。
基準値=病気ではないライン
理想値=元気に生きるためのライン
たとえば女性の場合、
- 基準値:15〜150 ng/mL
- 理想ゾーン:おおよそ60〜120 ng/mL
フェリチンが30や40でも「正常」と判定されますが、
その状態で「調子がいい」人は多くありません。
なぜ今、フェリチン検査が重要なのか?
理由はシンプルです。
- 現代人は鉄不足になりやすい
- ストレス・炎症・腸内環境で鉄が使えない
- 食事だけでは補いきれない
- でも 症状だけでは判断できない
👉 だからこそ、数値で“見える化”する必要がある
フェリチンは
「まだ病気ではない不調=未病」を捉える、
非常に重要な指標なのです。
フェリチンは「単体」ではなく、全体で見る
ただし、ここが大事なポイントです。
フェリチンは
- 炎症
- たんぱく質不足
- 肝機能
- 腸内環境
これらの影響も受けます。
つまり
「フェリチンだけ測って終わり」では意味がない。
他の血液項目と組み合わせて、
「なぜ低いのか」「どう整えるか」まで見る必要があります。
フェリチンは、体からの大事なメッセージ
フェリチンは
「もっと休んで」
「ちゃんと栄養を入れて」
「無理しすぎているよ」
という、体からの静かなサイン。
症状が出る前に、
数値が教えてくれます。
まとめ
- フェリチンは「体内の鉄の貯蔵量」
- ヘモグロビン正常でも不足していることがある
- 慢性不調・自律神経・メンタルに直結
- 基準値ではなく「理想値」が重要
- 未病に気づくための必須指標